補強工事の効果




補強前 平面図 壁=緑 
開口部(窓など)=水色
築29年の木造二階建ての住宅。
南側(図面下部)の開口部分を大きくとっている。
また、北側(図面上部)にも水回りの明り取りを兼ねた開口部や勝手口
ドアなどが集中しているため、全体的にX(横)方向の壁量が不足してい
る。そのため、現行の建築基準法に当て嵌めると必要とされる壁の量を
満たしていない。

また、リビングルームを広く取っているため、Y(縦)方向の壁が東側(
図面右部)に偏って配置されている。
そのため、Y方向に必要とされる壁量は充分であるにもかかわらず建物の
中心となる重心と、力のかかる中心の剛心 が離れてしまっている。
  ↓  


補強後 平面図 壁=緑 
開口部(窓など)=水色
耐震補強壁=赤
耐震補強金物=
診断の結果に基づいた耐震補強設計案として、X(横)方向の壁量不足を補う
ために、耐震補強壁を設置し壁量の増加を行う。

東西方向に生じた偏りを小さくするために、西側の耐力が増すようにY(縦)
方向に耐震補強壁を配置し、重心と剛心のズレによって生じる捻じれを軽減
させる。

また、阪神大震災で注目された柱のホゾ抜けによる倒壊を防ぐために引き抜
き力が大きい柱の脚部にA・E・ホールダウン金物を設置し、構造上主要な
柱の脚部に柱脚補強金物を設置する。
↓  

この状態での動的耐震診断の結果をご覧下さい。


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